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◆楉祭(尻打祭)
No.3

 本神社で平安時代から江戸時代まで行われていた楉(しもと)祭は、婦女の貞操を戒める神事として日本五大奇祭の一つに数えられ全国的に有名であった。この神事の起源は、正月に七草粥を炊いた残りの薪で女性の尻を打つと健康な子が生れるという平安朝の公家の遊びが伝わったもので、安産、縁結び、増産を願ったものと思われる。
 この祭は、明治初期から第2次大戦の終戦まで、雌馬を使って名残をとどめていた。