高柳留次郎(たかやなぎ とめじろう) 

鵜坂村塚原

テキスト ボックス:  明治7年(18741020日~昭和5年(1930118

高柳治一郎・ハルの二男として生まれる。鵜坂村村会議員から村の収入役・助役となり明治42年鵜坂村村長に推され、大正11年まで13年間、村政の要として、身命を賭して、村の興隆発展に尽くした。

特に大正3年、村が大水害を受けた際、その復興の為に寝食を忘れて奮闘、村人から絶大な信頼と畏敬を受ける。

鵜坂村耕地組合を設立、自らその初代組合長となり、鵜坂一帯の耕地整理を推進、昭和5年亡くなるまでその職にあり、村治と地域農業の推進にその全生涯を捧げた。逝去に当って特例をもって村葬を営み、村民あげてその徳を偲び、その労に報いんことを誓ったのである。